Business Detail
公益事業と受託事業の2つの部門に分けて運営をしています。
一般社団法人への移行に伴う公益目的支出計画に基づき、治山事業及び森林整備事業の推進に関する「普及啓発及び体験活動」「資料・情報等の収集・配布」「要望提案活動」「技術の研修会、表彰等の開催」「調査研究」等を実施しています。
この活動は、山村地域の過疎化や高齢化、また、木材価格の低迷等により林業生産活動が停滞する中、林道施設の維持管理ができないことが危惧されるため、広くボランティアを募集し林道施設の調査・点検や補修、路側に繁茂する雑草の草刈り等を実施しています。
この活動は、県内の小学校に図書等を贈ることにより、本に親しみ、読書を通じて森林の働きや水の大切さなどを学ぶ機会を提供し、自然を守り、郷土を愛する豊かな心を持った若い世代の育成を図る一助として実施しています。
贈呈の歩み(PDF)森林荒廃地の復旧や森林の適正な管理のための山地災害の未然防止、森林のもつ公益的機能の維持増進、山村振興のための森林整備事業の充実等を目的に、県内外の治山・森林整備及び森林・林業関係団体等と連携・協力して国、県の関係機関に対し提案要望活動を行っています。
また、治山・森林整備事業の推進と森林・林業の振興並びに環境保全や防災意識の高揚を図るため、関係する各種書籍の紹介や、パンフレット等の配布、大分県農林水産祭等のイベントへ協賛しています。
市町村、森林組合担当者及び山地防災ヘルパー等を対象に、山地災害に備える危機管理知識の習得や円滑な災害への対応等について研修会を開催しています。
治山・林道工事等の施工技術向上等を目的に工事コンクールを実施しています。コンクールで優秀なものに知事賞、協会長賞を授与し、特に優秀なものについては全国コンクールに推薦しています。
受賞者一覧 令和5年(PDF) 受賞者一覧 令和4年(PDF) 受賞者一覧 令和3年(PDF)
毎年大分県が行う森林計画編成調査事業で撮影する航空写真を基に、県内森林区域の正射写真図(オルソ)を作成する「森林情報高度化推進事業」や、治山施設の劣化等の経年変化を調査し、施設の長寿命化対策及び適切な維持管理など、効率的・計画的な治山事業実施の基礎資料を作成する「老朽化治山施設調査等事業」を行っています。
森林の維持造成を通じて、山地災害から生命・財産を保全するとともに、水源かん養や生活環境の保全・形成等を図る治山事業や、森林の整備や木材・材産物の供給等に必要な林道等の調査測量設計業務、また、治山ダムや林道開設工事等の監督補助を行う現場技術業務の受託を行っています。
その他、航空レーザー測量データを活用し、樹種区分を行い、樹種、樹高等を付与したGISデータの作成や、等高線の精度を高めた森林基本図の作成など森林情報解析業務や、県が行う森林土木工事や漁港整備工事の完成図面及び写真等を電子ファイル化する業務等を行っています。
主な受託先/大分県(県庁・各振興局)、九州森林管理局、県内各市町村・森林組合など
安全で住み良い県土づくりと、地域の暮らしを守る豊かな森林を整備するために、森林生態系の健全性や自然環境、景観に配慮した森林土木事業の調査・計画及び工法の開発研究を行っています。
測量設計のほかに森林土木工事の施工管理の指導にあたっています。
森林の持つ環境保全機能に対する県民の期待は非常に高く、森林土木事業においてもその配慮は不可欠です。 当協会は、今までの業務遂行で培ったノウハウをいかんなく発揮するとともに更なる技術の研鑽とスタッフ充実による組織強化を行い、幅広く環境保全に関する調査等のニーズにお応えします。安全で住み良い県土づくりと、地域の暮らしを守る豊かな森林を整備するために、森林生態系の健全性や自然環境、景観に配慮した森林土木事業の調査・計画及び工法の開発研究を行っています。
森林区域の航空写真を基に正射写真図(オルソ)を作成し、森林の状況や変遷の把握、林相、所有界の確定、路網や間伐の計画立案等を行っています。
また、ドローンを活用した測量や樹種・樹齢等の森林資源量調査解析、県・市町村の職員や森林組合、林業団体等を対象としたGIS(地理情報システム)の操作・活用に関する研修会を開催しています。